テーブルマナーを学ぼう

キャバクラは、マナーが重要な世界です。
そしてそのマナーとは言葉遣いのことだけを指すわけではなく、テーブルマナーも含まれます。
最初から全てを上手くできる人はいませんが、いつまでも経っても変わらないようでは指名の伸びも鈍ってしまいます。

京都のキャバクラで働く人は、こうしたテーブルマナーも少しずつ学んでいき、一流のキャバクラ嬢に近付きましょう。

  おしぼりのマナー

お店にもよりますが、キャバクラではお客様が席に着いた時にキャバクラ嬢が自らおしぼりを手渡します。
その際はおしぼりを丸まった状態で渡すのではなく、広げて渡しましょう。
その際は、ニッコリ笑っていると高ポイントです。

使い終わったおしぼりは放置せず、テーブル上の見栄えを良くするためにも畳んでおきましょう。
そのようなおしぼりの置き方も、客によってはチェックをしています。

またトイレなどお客様が席を外した時には、ただ待っているのではなく新しいおしぼりと取り替えておきましょう。
ボーイに頼めば、新しいおしぼりを持ってきてもらうことができます。

  グラスのマナー

グラスから水滴が垂れている時は、キャバクラ嬢が拭うのがマナーです。
ただその際に、お客様が使用したおしぼりを使用してはいけません!
仕事用のハンカチを用いるのが、キャバクラ嬢のテーブルマナーとなります。

ハンカチを忘れてしまった時など止むを得ない場合は、ボーイに新しいおしぼりを持ってきてもらいそれを使いましょう。

  お酒を作るときのマナー

お酒を作るのも、キャバクラ嬢の仕事です。
作るとは言っても基本的にはグラスに注ぐだけですが、その短い動作にもキャバクラにはルールがあります。
まずはグラスに氷を入れ、マドラーでかき混ぜます。
マドラーとは、グラス内を混ぜる時に使われる棒のこと。
氷を混ぜることでグラスを冷やすことができます。

キャバクラでは、マドラーを使用する時は反時計回りにするというルールがあります。
どっちで混ぜても効果は同じじゃないかと言われればその通りなのですが、この世界において時計回りにすることは時間を進めることを暗示することになります。

それはつまり、早く帰って欲しいということ。
誤解されないためにも、反時計回りで混ぜる習慣を身に付けましょう。

混ぜ終わったらお酒を注ぎ、割り物がある場合は後から入れます。
そしてまたマドラーで混ぜ、お客様のコースターに置きましょう。
その際にグラスに水滴がついていた時には、ハンカチで拭うことを忘れずに。

慣れない内は失敗することもあるでしょうが、手順自体は難しくないのですぐに覚えることができます。


  ヘルプをする際にも重要なマナー